ARMS DOWN!とは何か?

ARMS DOWN! キャンペーンとは?

20世紀における戦争の犠牲者の総数は1億人以上とも言われています。
彼らはなぜ、どんな必要があって犠牲にならなければならなかったのでしょうか。
数多くの魂が私たちに訴えかけていること。それは人が人を疑い、争い、奪い合うことをやめて、お互いのいのちを心から 尊重し合える、安心の世界(Shared Security)を築くことだ思うのです。

一方、世界の軍事費は増加の一途をたどっています。その軍事費の10%のお金さえあれば、極度の貧困と飢餓の撲滅など、 国連が定めたいのちを守るための目標を達成できるのです。私たちWCRPグローバル・ユースネットワークは、世界の 軍事費の10%削減とそれによる国連目標達成を提言する署名キャンペーン「ARMSDOWN!」を展開しています。
多くのいのちを守るために、あなたの署名が必要です。賛同された方は、ぜひ署名にご協力ください。

キャンペーンの目標
1 核兵器の廃絶
2 クラスター爆弾や地雷、小型武器などの通常兵器の増産や誤用の停止
3 全世界の軍事費の10%を削減し、2015年までに国連ミレニアム開発目標(MDGs)の達成のために使用すること
運営団体
WCRP 世界宗教者平和会議
WCRP グローバル・ユースネットワーク
キャンペーンの範囲
世界主要地域(北米・南米・ヨーロッパ・中東・アジア・アフリカなど)
キャンペーンの方法
署名収集と各国国家元首などへの要請
署名文
私は、すべての政府が軍事費の10パーセントを削減することを正式に表明しそれらの資金を持続的な開発と環境へ の取組みに活用するよう要請します。
目標署名数
5,000万人
キャンペーン期間
2009年12月3日から2010年9月25日まで(ARMSDOWN!キャンペーン全体終了日は2010年10月2日)
集まった署名はキャンペーン終了後、国連事務総長、国連安全保障理事会常任理事国、各国の国家元首や国会議員に 提出されます。

「共にすべてのいのちを守るために」とは?

このキャンペーンは、すべてのいのちの尊厳を守ることをめざして行われます。一方がもう一方のいのちを傷つけ、 奪う戦争のための費用を、双方のいのちの尊厳を守るための開発に使用するという提言をします。このもとになっ ているのは、Shared Security(シェアード・セキュリティ)という考えです。自分の幸せや安全・安心というものは、 他者の幸せや安全・安心が確保されてはじめて得られるものです。この考え方は、世界の宗教指導者が100カ国から 800名集まった第8回世界宗教者平和会議(2006年/京都)で提唱されました。

すべての争いのおおもとの原因は不信や欲といった人間の心です。その意味で武器は不信の象徴とも言えましょう。 一時的に軍事費が減り、その資金が開発に振り分けられたとしてもその根本の心が変わらない限り同じことが繰り 返されることは今までの歴史がはっきりと証明しています。

不信から信へ。争いから調和へ。憎しみから慈愛へ。それは私たちの共通する願いであり、目標です。 本当の平和を築き上げるには、今こそ共に立ち上がり、協力しあい、それぞれのネットワークを使って全ての人々の 心の中に平安を築くことが必要なのです。具体的成果に留まらず、このキャンペーンによって一人でも多くの人が 平和について考え、平和な心を持つことが出来るよう、共に進みたいと思います。

国連ミレニアム開発目標(MDGs)とは?

2000年9月に開催された国連ミレニアムサミットで定められたものです。 極度の貧困と飢餓の半減、HIV/エイズやマラリア、その他の疾病の蔓延防止、初等教育の完全普及など2015年までに 達成すべき8項目を明示し、具体的な数値目標を掲げています。国連を中心とした加盟国と国際機関が合意した 「将来の青写真」ですが、2009年7月の「国連報告書」は目標への歩みは遅く、達成できるめどが立っていないと警告しています。
国際連合 http://www.un.org/millenniumgoals/

国連ミレニアム開発目標(MDGs)の詳細
目標1:極度の貧困と飢餓の撲滅
1日1ドル未満で生活する人々の割合を半減させる。飢餓に苦しむ人々の割合を半減させる。
(極度の貧困とされる1日1ドル未満で暮らす人は世界で約10億人と推計される。)
目標2:普遍的な初等教育の達成
すべての子どもたちが、男女の区別なく、初等教育の全課程を修了できるようにする。
(サハラ以南や南アジアなどでは、貧困によって学校に通えない、あるいは入学しても中途退学してしまう子どもが少なくない。)
目標3:ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上
できれば2005年までに、初等・中等教育において、2015年までにすべての教育レベルで、男女格差を解消する。(学校に通っていない子どもの割合は男子よりも女子の方が高い。貧困の影響や、地域によって「女子は勉強しなくてもいい」という考えが残っているためだ。)
目標4:幼児死亡率の引き下げ
5歳未満の幼児死亡率を3分の2引き下げる。
(予防可能な病気が原因で毎年、数百万人の子どもがいのちを落としている。)
目標5:妊産婦の健康状態の改善
妊産婦の死亡率を4分3引き下げる。(開発途上国では医療制度の不備、貧困などのため、毎年約50万人の女性が妊娠や出産の際にいのちを失っている。)
目標6 : HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延防止
HIV/エイズの蔓延を阻止し、その後減少させる。
マラリアその他の主要な疾病の発生を阻止し、その後発生率を下げる。(HIV/エイズの流行を押さえるためには予防や治療の充実を図りつつ、差別のない社会を実現していくための啓発活動の推進が重要である。)
目標7:環境の持続可能性の確保
持続可能な開発の原則を、各国の政策やプログラムに反映させ、環境資源の喪失を阻止し、回復を図る。安全な飲料水を持続可能な形で利用できない人々の割合を半減させる。2020年までに、最低1億人のスラム居住者の生活を大幅に改善する。
目標8:開発のためのグローバル・パートナーシップの構築
開放的なルールに基づく、予測可能で差別のない貿易および金融システムの更なる構築を推進する
(良い統治《グッド・ガバナンス》、開発および貧困削減に対する国内および国際的な公約を含む)。
後発開発途上国(LDC)の特別なニーズに取り組む(その輸出品に対する関税と輸入枠の撤廃、重債務貧困国に対する債務救済の拡充、公的二国間債務の帳消し、貧困削減を公約に掲げる国々へのODA増額を含む)。
内陸国および小島嶼(とうしょ)開発途上国の特別なニーズに取り組む。
債務の長期的持続可能性を確保する国内および国際的な措置により、開発途上国の債務に包括的に取り組む。
開発途上国との協力により、若者に一定水準の生産的雇用を確保する。
製薬会社との協力により、開発途上国で必須医薬品を安価に提供する。
民間セクターとの協力により、情報通信技術をはじめとする先端技術の恩恵を広める。

なぜ10%なのか?

2005年に発表されたコフィー・アナン国連事務総長の独立諮問機関である「国連ミレニアム・プロジェクト」の 報告書「開発に投資する:ミレニアム開発目標(MDGs)達成のための実践的行動計画」の中で、国連ミレニアム開発目標を 達成させるためには、年間(2006年時点)で約1,350億ドル(約13兆円)の開発援助が必要であると報告されています。
その額は2008年の世界の軍事費総計約140兆円の約10%にあたります。世界の軍事費の10%を削減すれば、 そのお金で、1年分の国連ミレニアム開発目標が達成できるのです。
国連開発計画 http://www.undp.or.jp/news/docs/2005_00042.shtml

世界の軍事費の推移

20世紀に比べ、現在の世界の軍事費は、益々増加しています。ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)によると、 2008年では、軍事費が過去10年間で45%以上上昇し、1兆4,640億ドル(約140兆円)に達しました。西・ 中欧州を除けば、1999年からすべての地域において軍事費が増加しています。
ストックホルム国際平和研究所(SIPRI) http://www.sipri.org/yearbook/2009/05

世界の軍事費の推移

ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)のデータより

署名方法

このホームページの署名フォームから署名できます。
また署名用紙に直に記入する方法もあります。
署名用紙のダウンロードはこのホームページから可能です。
署名済みの用紙は必要な情報をご記入の上、下記宛にFAX または郵便でお送りください。

送付先
ARMSDOWN! キャンペーン日本事務局
世界宗教者平和会議 日本委員会
〒166-0012 東京都杉並区和田2-6-1
TEL:03-3384-2337 FAX : 03-3383-7993

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